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竹内淳 オフィシャルサイト
Jun Takeuchi
★音楽のとらえ方を学ぼう
音楽をとらえる。みなさんはいろいろな感じ方で音楽をとらえ、それによって解釈し、演奏し、また、生徒に教えます。とらえ方は一つ一つ言葉に置き換えることなく、ご自分の感じるままにとらえる(ある意味天才型)人も多いのではないでしょうか?少なくとも自分の音楽的経験を信じて、本能的に感じていることが正しいと思えるからこそ、音楽家たりえるとも言えます。
ここにこれから書こうとすることは、音楽について普段から考えている人にとっては、ごく当たり前のことかもしれません。でもいろいろな曲の例などを交えつつ、音楽を基本からとらえ直すことは、非常に意義深いものです。これまで当たり前に知っていた曲が、ちょっと見方を変えるだけで、一層感じ方が変わってしまうという経験を、これからみなさんとしていきましょう。
音楽家が楽譜を読むとき必ずすることは、音楽の表情を読み取ること。表情は単なる主観で決まるものではない。その奥にある根拠を探ること。
根拠を探るためには、音楽のいろいろな側面を理解していることが前提になります。ここで、楽曲分析という言葉を使うことになりますが、注意しなければならないのは、分析が分析で終わっては真の意味で音楽が分かったことにはならないということです。分析は手段であり、結果として音楽を深く感じることができる、今まで漠然としていたイメージが明確なものになる、そして、演奏解釈に一層の自信を深められることが、目的です。
尚、著作権に関しては「テキスト」「動画」とも、かなり厳しく求めさせていただきます。
竹内淳
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